彼女や妻に誕生日やクリスマスのプレゼントで悩む男性も多いでしょう。
もしくは大学や職場の後輩の気をひくために、重過ぎず丁度良いプレゼントをしたいと考えている男性もいるはず。
それに、特段の記念日でなくても軽いプレゼントをしてあげることは関係が長続きする秘訣の一つです。
そんな魔法のプレゼントの選び方ですが、意外と失敗してしまうことも。満を期して渡したプレゼントが空回りしてしまうと寂しいものですよね。
もちろんプレゼントされて嬉しくないことはないでしょうが、どうせプレゼントするなら心から喜んでもらえた方がプレゼントし甲斐があるというものです。
今回は、プレゼントの選び方を基礎から紹介したいと思います。
女性が喜ぶプレゼントの選び方
プレゼントを選ぶ時にあなたはどう選んでいるでしょうか。プレゼントを選ぶ際、押さえておきたい点は以下の3つです。
・相手の立場
・メインは女性
・値段
・相手の立場
相手の立場がもっとも重要です。そして大原則は、自分が貰って嬉しいものをプレゼントするのではなく、プレゼントされる女性が貰って嬉しいと感じるものをプレゼントすることです。
これって簡単なようで、とても難しいことなのです。当たり前のように見えて、実践が難しいのです。自分が貰って嬉しいかどうかは関係ないんです。
例えば、プレゼントされる女性が「名刺入れが欲しいな」と考えていたとします。そこに例え100万円の財布をプレゼントしたとしても、最高の反応は引き出せません。
「女性が何を欲しいかなんてわかるか!」という声も十分理解できます。でも簡単です。
女性に聞いてしまいましょう、「何が欲しい?」と。
そんなことをしたらせっかくのサプライズが!と思われるかも知れません。
しかし、例え推測で女性の欲しいものを当てたとしてもプレゼントの日までに同種の物を購入してしまうかも知れませんし、そもそも外れている可能性も高い。
だったら、聞いてしまった方が「ありがとう(イラネ)」とか「あーちょうど最近買っちゃったよ・・・」などという事態を防げるのです。
聞く時には、「欲しいもの2つから3つぐらい教えてよ」と選択肢を1つにしないことも重要です。こうすれば一つに決まらない分女性にも楽しみができます。
立場という点でもう一つ注意したいのは、結婚しているかどうか、彼氏がいるかどうかわからない女性へのプレゼント。ほとんどの場合事務的に渡さなければならないというパターンですが、この場合は食べ物など消えるものや消耗品にしておきましょう。
女性の彼氏や旦那からすれば得体の知れないプレゼントがずっと残るのは薄気味悪いものですし、女性からしても迷惑になりかねません。
・メインは女性
これは、プレゼントをする時にあくまで女性がメインであることを忘れないということです。プレゼント選びの際は得てして「プレゼント」に主眼が行きがち。
その結果、プレゼントの値段とか、品質とか、珍しさとか、豪華絢爛を追求する羽目になってしまいます。
しかし、プレゼントはあくまで手段であって目的ではありません。プレゼントを受け取った女性にとってどういう効果があるのか、を最優先に考えましょう。
例えば、とてもおしゃれな柄のワンピースがあったとします。事前リサーチをしていたある男性はそのワンピースをとても可愛いと思って女性にプレゼントしましたが、女性の反応はイマイチでした。
男性は女性が「服が欲しい」と言っていたのに・・・と不思議になるわけです。
蓋を開けてみるとそのワンピースに合わせられる上着やバッグ、靴などをプレゼントされる女性は持っていなかったため着るのがとても難しかった。
顔が薄めというのと、肌がとても白いため、そのワンピースを着てみると柄の主張が強すぎた、などなど。
プレゼント単体で見れば値段も高いし柄もおしゃれで素晴らしいものだったかも知れませんが、受け取る女性によってその価値は変動するもの。
プレゼントを選ぶ際には、受け取る女性にとってその商品がマッチしているかどうかもよく考えましょう。
余談ですが服のプレゼントはとても難しいです。シルエット・色・サイズ感・素材感・柄・トレンド・つなぎ目など様々な要素があり、女性の服の好みは千差万別。
よほど自信がない限り服をプレゼントするのは控えた方が良いかも?
・値段
一つ思考実験を行ってみましょう。10万円のヴィトンの財布を女性にプレゼントするとします。その時、
・頑張って働いてボーナスから10万円出して買った場合と
・超金持ちの友人が「なんかいらねーからあげる」って言われて渡された場合
で何か変わるのでしょうか?
プレゼントそのものは変わりませんよね。だって同じモノなんですから。それが証拠に、何も言わずに女性に渡してあげれば喜んでくれるでしょう。
でも、
・「それ貰い物なんだけど要らないしあげる笑」
・「ボーナスから捻出したよ笑」
の二つのパターンをそれぞれ伝えながらプレゼントを渡すと、途端に女性の喜び方が180度変わってくることでしょう。モノは同じなのに。
プレゼントそのものが目的だったら、こんな現象は起きないはずです。
(喜び方が一緒だった場合は本当に愛されているかどうか考え直した方が良いかも?)
そう、プレゼントは目的ではなく手段なのです。
男性も自分が正直「どうでも良い」と思っている女性からチョコを貰っても、男の友人から余ったチョコを貰っても、大差ないと思うはず。
それはその時男性にとっては「チョコ」つまりプレゼントそのものが目的だから。もしくはどうでもいいから。
しかし、自分の意中の女性から同じチョコを渡されたら喜びで有頂天になること間違い無し。
女性はやはり、男性が自分のために一定のお金をかけてくれる(=努力をしてくれている)ことに喜びを感じるものです。
値段の多寡で喜びの度合いを変えるような女性は今時少ないでしょうが、やはり高価なものをプレゼントされると大事にされていると思えるんです。
安くておしゃれなプレゼントを何気ない時に渡したりするのは良いですが、やはり何かの記念日の時にはそれなりのお金をかけたものをプレゼントしてあげてください。
もちろん二人の生活レベルから見た「相対的に」高価なものにすることをお忘れなく。目安としては1ヶ月の手取りの1/5ぐらいでしょうか。
まとめ
プレゼント選びはとっても難しいものですが、
・プレゼントは目的ではなく手段
・女性の立場で貰って嬉しいものを考える
ことを常に意識すれば、大きく外すような事態は避けられます。
女性にプレゼントしたいと迷ってこの記事を読んで頂けた男性であれば、きっと成功するはずです。
頑張ってください!